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審美歯科

ホワイトニングで白い歯へ!ホームホワイトニング・オフィスホワイトニングについて解説

ホワイトニングで印象アップしたいという方は多いです。でも、きちんと白くなるかな?どれくらい白くなるのかな?と不安に思っている方もいらっしゃいます。

実はホワイトニングは、生活習慣やご希望の期間によってもお勧めのホワイトニング方法が変わるんです。
今回はホワイトニングについて解説していきます。

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、歯の表面のエナメル質に付着した色素を漂白し、エナメル質の構造を変化させることによって歯を白く見せる方法です。

歯科医院で行うホワイトニング剤は、「過酸化水素」または「過酸化尿素」を使用します。これらの成分は、エナメル質表層の色素を分解して白くする「漂白効果」があります。

また、ホワイトニング剤は色素を漂白するだけではありません。エナメル質の構造を変化させる作用もあります。エナメル質の構造は、半透明の小さな角柱が束になっているため、光が透過しやすいのです。そのため、色素を漂白しただけではエナメル質の下にある象牙質の色が透けて見えます。

過酸化水素または過酸化尿素には、角柱の先端を丸くする作用があります。それにより、光が乱反射を起こし、象牙質の色が透けて見えなくなるのです。これを「マスキング効果」と言います。

ホワイトニングは、漂白効果とマスキング効果によって歯を白く見せます

注意点として、ヤニや茶渋などの着色はホワイトニングではなくクリーニングで落とします。

また、前歯をぶつけたり、むし歯で治療をして神経のない歯(失活歯)や生まれつきの変色歯(テトラサイクリン歯など)、詰め物や被せ物にはホワイトニングの薬剤は効かないため、ホワイトニングで白くすることはできません。

参考:一般社団法人 日本歯科審美学会 歯を白くしたい

ホワイトニングの種類

ホワイトニングには、主に3つの施術方法があります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは自宅で行うホワイトニングのことで、歯科医院で作製した自分専用のマウスピースにホワイトニングジェルを塗布し、装着することで歯を白くします。

<特徴>

・少しずつじっくり白くするイメージです。

・7~14日間連日で行うことにより白さを実感してきます。

・薬液をいれて2時間はマウスピースをはめていなければいけないため、やや手間がかかります。

・薬液の濃度は低いですが、長時間使用するために少ししみるような痛みがでることがあります。

<方法>

1.準備:クリニックで型採りをする→2回目の来院でマウスピース&ジェルをお渡し

2.お渡し→自宅でマウスピースにジェルをいれて口にはめる(2時間)

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングのことです。施術は資格を持った歯科医師または歯科衛生士が行います。

<特徴>

・高濃度(30〜35%)の過酸化水素で歯を白くします。

・1~3回の来院で白さを実感できる方が多いです。

・濃度の高い薬剤を使用する場合には痛みがでやすいことがあります。

・1回で限界まで白くすることは難しく、より白さをだすには高額になることも多いです。

<方法>

1.歯に薬剤をぬる

2.そのまま時間を置く、または専用ライトを当てる(5~15分)☆2回程度繰り返すことが多い

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うホワイトニングのことです。両者のメリットを活かせる方法で、歯をより白くする効果が期待できます。

<特徴>

・オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用することでさらに歯を白くすることが可能です。

・オフィスホワイトニングの即効性とホームホワイトニングの持続性といったメリットを活かせるので、効果が出るまでの期間が短く、白さが持続しやすいです。

<方法>

1.ホームホワイトニングキットを歯科医院で受け取る

2.ホームホワイトニングを毎日行い、適宜オフィスホワイトニングを行う

おすすめはホームホワイトニング!

ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングに比べてやや手間がかかるデメリットがありますが、メリットも多いのでおすすめです。

おすすめの理由その1:費用が安い

ホームホワイトニングは、ジェルさえ買い足せば何度でも繰り返し使うことができます。一度白くしたあと、徐々に色戻りしていくためオフィスホワイトニングでも半年~一年以内にメンテナンスが必要ですが、はじめからホームホワイトニングを購入すればジェルを買い足して数千円で手軽にメンテナンスまで行うことができます。

メンテナンスまで考えると、費用面でホームホワイトニングのほうが続けやすいといえます。

おすすめの理由その2:繰り返すことでより白さを追及できる

オフィスホワイトニングは一般的にシェードガイド(色見本)でA1の白さが限界といわれています。個人差はありますがホームホワイトニングは継続して行うことでさらに上のB1まで白くすることができる場合も。またホームホワイトニングは弱いお薬を徐々に歯に浸透させていくため、透明感のあるきれいな色調に仕上がります。

ホワイトニングでどこまで白くなる?


日本人の平均は、シェードガイドでA3~A3.5と言われており、ホワイトニングを行うことでA1~B1まで白くすることができます。A1~B1まで白くなると周囲の人から見ても歯が白くなったとわかります。

まとめ

オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングはそれぞれメリット・デメリットがあります。またデメリットをカバーするため、デュアルホワイトニングといってオフィス+ホームを併用する方法もあります。自分で進めるのが苦手な人はオフィスホワイトニング、自分のペースで進めたい人はホームホワイトニングなど、自分の性格や優先順位によって自分に合った方法を選びましょう!