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ホワイトニング
ホワイトニングとは?歯が白くなる仕組みと種類、効果を解説

歯の白さは、笑顔を輝かせる重要な要素です。ホワイトニングは、その歯を白く美しくするための一般的な方法として広く知られています。
「どうして歯が白くなるの?」「どんな種類があるの?」「効果はどれくらい続くの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回は、ホワイトニングで歯が白くなる仕組みや種類、効果の持続期間、注意点について詳しく解説します。
1.ホワイトニングとは?歯が白くなる仕組み
ホワイトニングは、歯を明るく白くするための歯科治療のひとつです。漂白剤を使用して歯の内部に浸透した着色汚れを分解し、歯本来の明るさを引き出す、またはさらに白くする方法です。
ホワイトニングで歯が白くなる仕組みを以下に解説します。
①薬剤による漂白作用
過酸化水素や過酸化尿素などのホワイトニング用薬剤が歯の内部に浸透し、色素を分解します。これにより、歯本来の明るさを引き出します。
また、歯の表面のエナメル質を通して、象牙質に蓄積された黄ばみや汚れに内部から作用します。
②光の補助作用(オフィスホワイトニングの場合)
特殊な光を当てることで、ホワイトニング用薬剤の働きを促進します。
ホワイトニングの対象は天然歯に限られます。差し歯や被せ物、詰め物は漂白効果がないため、別途対応が必要です。
2.ホワイトニングの種類と特徴を比較
歯科医院で取り扱うホワイトニングには「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」の主に3つの種類があります。以下にそれぞれの特徴とメリット、デメリットを解説します。
①オフィスホワイトニング
高濃度の薬剤を使用し、専用の光を照射して薬剤の働きを活性化させるのが特徴です。
メリット: 短期間で効果が出やすく、1回でも目に見える変化を実感できる可能性があります。
デメリット:高濃度の薬剤を使用するため、一時的に知覚過敏が起こる場合があります。
②ホームホワイトニング
自宅で専用のマウスピースを装着する方法です。低濃度の薬剤を使用し、徐々に白さを引き出します。
メリット: 低濃度の薬剤を使用するため知覚過敏のリスクが低く、効果が長持ちしやすいです。
デメリット: 効果を得るまでに時間がかかるため、継続的なセルフケアが必要です。
③デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法で、即効性と持続性を兼ね備えています。
メリット: 即効性と持続性を両立できるため、短期間で白さの変化を実感でき、その白さの維持も期待できます。
デメリット: 他の方法に比べて費用が高めになることが多く、知覚過敏が起きるリスクが高くなります。
自分のライフスタイルや目的に合ったホワイトニング方法を歯科医師と相談して選びましょう。
3. ホワイトニングの効果はどれくらい続く?長持ちさせるコツ
ホワイトニングの効果が続く期間は、施術方法や個人の生活習慣によって異なります。一般的には、ホームホワイトニングよりもオフィスホワイトニングは効果が短期間で現れやすいですが、色戻りは早い傾向があります。以下に効果が続く期間の目安を解説します。
①オフィスホワイトニング
通常、3~6ヶ月ほど効果が持続します。施術後の色戻りを防ぐためには、定期的なメンテナンスが必要です。
②ホームホワイトニング
個人差はありますが、6ヶ月~1年程度効果が持続することが多いです。自宅で継続的にケアすることで、白さを維持しやすくなります。
③デュアルホワイトニング
2つの方法を組み合わせることで、1年以上の効果持続が期待できます。ただし、これもメンテナンス次第です。
効果を長持ちさせるために、以下の点に注意しましょう。
①飲食物に注意する
ホワイトニング後はコーヒー、赤ワイン、カレーなど着色しやすい食品を控えましょう。
②禁煙
タバコのヤニは着色の原因となるため、できるだけ禁煙することを心がけましょう。
③適切な歯磨き
歯磨きは着色汚れを防ぐ基本です。フッ素配合の歯磨き粉を使用し、白さを維持しましょう。
④定期的な検診
歯科医院でのクリーニングを受けることで、着色を防ぎましょう。
4. 神田駅そば総合歯科のホワイトニングについて
千代田区神田駅の神田駅そば総合歯科では、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、ご自宅にて低濃度の薬剤を入れたマウスピースを装着していただく「ホームホワイトニング」に対応しています。
ホワイトニングに期待できる効果
最近の研究では、ホワイトニングを行うことでむし歯や歯周病の予防につながるといった報告があります。
①歯周病予防
ホワイトニング剤に含まれている“過酸化尿素” は、もともと歯周病治療薬として用いられています。つまり、歯周病予防や歯周病治療後の病状安定に効果的だといわれています。
②むし歯予防
ホワイトニング剤はむし歯の原因菌に対しても、殺菌・抗菌作用があることが認められています。
③歯質強化
ホワイトニング後の歯はフッ素を取り込みやすくなることが報告されています。
※ホワイトニング自体が直接、むし歯治療や歯周病治療となるわけではありませんが、口腔内をよりよい環境に保つためのオプションとしてホワイトニングの効果を期待できます。
ホワイトニングは、歯を白くする方法の一つです。その仕組みや種類、効果の持続期間を理解し、自分に合ったホワイトニング方法を選びましょう。
千代田区・神田駅周辺でホワイトニングをお考えの方は、神田駅そば総合歯科までお気軽にお問い合わせください。
監修:平松 信旭
経歴:
日本大学松戸歯学部 卒業
東京大学医学部附属病院 顎口腔外科 入局
千葉県・東京都の歯科医院で研鑽を積む
神田駅そば総合歯科 開院