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矯正治療
マウスピース矯正とワイヤー矯正のどちらを選ぶべきか?わかりやすく解説!

▼目次

1.当院で行っている矯正の種類(成人)
▷マウスピース矯正
透明のマウスピースを1〜3週間に一度のペースで交換しながら歯を動かす矯正方法です。
▷ワイヤー矯正(表側矯正、マルチブラケット矯正)
ブラケットという四角いビーズのようなものをつけて、それをワイヤーで繋げ、ワイヤーの太さを変えたり、ワイヤーを曲げながら歯を動かす矯正方法です。
▷裏側矯正(リンガルブラケット矯正)
ワイヤー矯正の裏側バージョンです。
見た目にはわからないので、芸能関係の方などが好まれます。
ただ、ワイヤー矯正(表側矯正)と比較して治療期間が長くなる傾向にあり、発音しにくいなどのデメリットも多い矯正方法です。当院でも、お仕事の都合などで裏側矯正を選択される方がいらっしゃいます。
▷ハーフリンガル矯正
目立ちやすい上の歯を裏側矯正、目立ちにくい下の歯を表側矯正で動かす矯正方法です。
当院でもハーフリンガル矯正を選択される患者様がいらっしゃいます。
▷ハイブリット矯正
ワイヤー矯正とマウスピース矯正を組み合わせる矯正方法です。
当院でもハイブリット矯正を選択される患者様がいらっしゃいます。
2.マウスピース矯正のメリット・デメリット
▷メリット
- 目立たない
- 取り外しできる
- 痛みが少ない
- (部分矯正の場合)治療期間が短い
- 矯正中にホワイトニングができる
- むし歯リスクが少ない
- 通院回数が少ない
▷デメリット
- 対応する歯並びが限定される(できない歯並びがある)
- IPR(ディスキング)が必要なことがある
- (動かす量が多い場合)治療期間が長い
- 1日20時間以上自発的に装着する必要がある
- 自己管理が必要

3.ワイヤー矯正のメリット・デメリット
▷メリット
- 対応している歯並びの種類・幅が広い
- 移動量が多い場合は治療期間が短い
- 移動量が多い場合は仕上がりが圧倒的に綺麗
- 抜歯が必要な歯並びも対応可能
- 毎月1回の通院ができれば勝手に歯が動いていく
▷デメリット
- 痛みが出ることが多い
- 装置が目立つことがある
- 取り外しができない
- むし歯のリスクがある
- 矯正中にホワイトニングができない
- 毎月1回の通院が必要(2ヶ月に1度の方もいらっしゃいます)
4.まとめ
マウスピース矯正(部分) | ワイヤー矯正(全体) | |
見た目 | ◎ | △ |
磨きやすさ | ◎ | △ |
対応歯並び | ◯ | ◎ |
費用 | 部分矯正は安い | 比較的高額 |
むし歯のなりやすさ | なりにくい | どちらかというとなりやすい |
治療期間 | 動きが小さければ早い | 動きが多ければ早い |
痛み | 小さい | 比較的大きい |
ホワイトニング併用 | ◎ | × |
※個人差があるため一般的な内容です!
5.結論:マウスピース矯正とワイヤー矯正のどちらを選ぶべきか
優先事項を整理しましょう。
ご希望を伺った上で最適な方法をご提案させていただきます。
- どういう歯並びになりたいか
- 痛みを重視する?
- 治療期間を重視する?
- 見た目を重視する?
- 費用を重視する?
- その他に重視したいことは?
歯並びが気になっている方はぜひ一度ご相談にいらしてください!
監修:平松 信旭
経歴:
日本大学松戸歯学部 卒業
東京大学医学部附属病院 顎口腔外科 入局
千葉県・東京都の歯科医院で研鑽を積む
神田駅そば総合歯科 開院